10年経って
2009年3月31日。
初めてJUMPくんが福岡の地でコンサートを行った日である。
それ以降、福岡は割とJUMPのコンサートでは定番の地となりつつあった。
2017年に10周年を迎え、これからも何があってもこの9人を応援していく、この9人がずっと大好きだ。
そう思っていた、いや、今でもそう思っていることには変わりはない。
ただ、2018年は何かが少し違った。それは圭人くんの留学だ。
10周年を迎え、これからもグループ一丸となって頑張っていこうな。そんな雰囲気が流れている中、留学という決断をすることは圭人くん自身とてもきつかったと思う。優しい彼だからこそ、色んな葛藤があったと思う。だから、発表があった時、色んな感情が渦巻いたが、彼らが決断したことなら受け止めようと思うことができた。
そんなことがあってからのツアー発表。初めて聞いた会場があれば、西日本は外される始末。10年やってきたグループで大阪、福岡が外されることになるなんて思ってもいなかった分、衝撃が大きすぎた。
その後ツアー初日の東京公演で、東京・大阪・名古屋・福岡での4大ドームツアーを行うことが発表された。
メディアへの露出が減っていた時も、コンサートは欠かさず行い、ファンと触れ合う機会を設けてくれていたグループ。それ故に、コンサートで育ってきたグループといっても過言ではないと思っている。そんなグループだから、今後アリーナツアーからドームツアーへと移行していくかもしれないということに対し、寂しさを感じている人は少なくないはずだ。
私自身もそのように思う節があった。
しかし、今回ヤフオクドームで行うJUMPくんを想像したときに、1万人規模の会場だったグループが5万人規模の会場でもできるグループになったと思うとやはり感慨深く、なんだか泣きそうな気分になった。
2009年から10年。
ついにドームに立つ。